婚約・結婚していくにあたって住む場所って迷いますよね。
両方が地方から東京へ出てきたとかなら、それぞれの仕事場から等距離。とか選択肢は無数です。
しかし両方の実家がほどほどの距離にあると悩みますよね。
その場合はぜひ嫁さんの実家近くにしましょう。
もう、これが答えです。
答えなのでもう一度書きます。「嫁さんの実家近くにしましょう」
これが家庭内の平和のタメです。
うちの家になにがあったか
このブログを立ち上げたのが2018年5月です。記事を書いている今現在は、令和元年とともに1周年とか浮かれておいていい時期だったはずですが、2018年12月からこの半年ほど更新は途絶えていました。
ブログ自体に別に飽きたとかそういう話ではないのです。
嫁姑問題から延焼して、旦那実家と盛大にモメて、関係断絶。
その修復に旦那である自分が走り回り、もちろん仕事もある。
嫁の回復のために夜間の子どもの対応で疲弊していたそんな日々でした。
ブログの話はおいておいて、
うちの家は旦那実家の隣に戸建を建てています。
拗れにコジれて、この家から引越をしないと離婚するぞゴルァ。
まで行きました。一応今は落ち着いています。
前述のとおりこの記事を書いているのは嫁と実家に挟まれた旦那が書いています。
そもそもなぜそんな場所に家を建てたのか
大阪府下ですが、市内へ出るのには便利な立地に実家はあり、その隣の土地が売りに出たので旦那親的には子供たちの誰かが家を建てるだろうと買っておいたのです。
そして結婚をし、第一子が生まれた時に、お前も一国一城の主にならないか?と説得されて建ててしまったわけです。
嫁的にも今の時代戸建を建てれる人もそれほど多くはないので、機嫌よく建てる事に同意してくれました。
こんな事になるとは露知らず。
土地代が要らないので、ちょっと頑張っていいのを建てようと二人で半年かけて注文住宅を計画しました。
こんな事になるなんて思っていないので、隣の実家と交流しやすいように色々開放的な感じに作りました。
交流しやすくなんてしたのも大きな間違いです。
どうなって悪化していったのか
書けない事も多すぎるのですが、まずは文化の違い。
どちらかというと田舎の我が実家と、どちらかというと都会のマンション住まいで育った嫁。
繋がって交流しやすいがゆえに、旦那の両親がひょいひょい来ます。
嫁が授乳中だったり、薄着だったりする場合を想像せずにひょいひょい来ます。
子供が泣いてたりしても、あらあら?なんて寄ってきます。
このあたりから溝が出来つつあったのですが、旦那である私が「こっちからこまめに寄るから、そっちから来るな」と怒ることによって、不服そうではあるものの一応は収束しました。
二人目の妊娠・出産あたりから嫁が不安定で、二人の子育てと家事でキャパオーバーしだした頃から、周り全て敵。くらいの感じになっていきます。ホルモンの影響でそのような反応をするという記事をいくつも見ました。
特にうちの実家は家にずっといる嫁からすると、目につく敵で一挙手一投足がイラつきの元になるようです。
とくに姑にあたる義母がずっと家にいるので一番目についたそうです。
そして義母というか旦那の母がまたキャラの癖が強くて、大変なときは子供を見るよーなんていいながらこれから買い物だから無理無理ー。みたいな言ってることとやってる事がバラバラなタイプで、向こうはそれが普通のつもりだから嫁はストレスが募り続けてついに年末に爆発することとなりました。
家を売って(土地が親の物なので売るに売れない)、離れてマンションを買って住みたい(ダブルローンで死ぬ)と言い出す始末です。
今ではなんとか落ち着いたものの、半年ほど夫婦仲もギクシャクし離婚寸前まで至りました。
自分の母ながらマジ死ね。と何度か思いました。
とりあえず旦那実家から離れましょう
結論は見出しの通り「旦那実家の近くには住んではいけない」ですが、要点をまとめると。
文化の違い
双方の家の文化って結婚して分かりましたが、結構違います。田舎の場合特に合わせなさいという無言の圧力も強く、ストレスの元になります。
生活導線
近居・同居・隣居をするとどうしても行くお店(スーパー等)が被ってしまいます。すでに相手に嫌な気持ちを持っている状態で、頻繁に相手の姿を見ると嫌悪感とストレスが増幅してしまいます。
買ってしまうと逃げられない
賃貸であれば、住居変更は比較的簡単ですが、購入してしまうとおいそれと移動することは難しくなります。子供もある程度落ち着いて義実家との関係性が確立してから覚悟を決めて近居等は考えればいいと思います。しかし、ある程度距離を置いて住んでいると見えていない要素が多いので楽観視するのは危険です。
産後は特にヤバい
結婚してしばらくすると(作らない家庭を除くと)子供をもうけようという話になると思います。
産前も大変ですが、産後、女性はホルモンバランスの乱れと子育て家事へ忙殺されてしまい、余裕がなくなります。そうなると逃げ場がどんどんなくなります。
うちの場合嫁の実家が遠いせいもあり、出産の入院以外はずっと家にいる形になったので、ストレスの逃がし場所がなくなります。
そこに24時間言葉の分からない子供と向き合う事になります。
旦那の実家に預ければいいじゃん?と思うでしょ?だめです、一番だめです。実の親子だからこそ気兼ねなく預けることができるのです。嫁にとってみれば預けたものの気が気ではない感じになります。それまでに嫌なことが積み重なっていた場合は預けようとする気も起こりません。
何度でも言いたい結論
見事に全部うちが当てはまるというかうちの要素を並べたんですが「旦那実家の近くに住んではいけません」
少なくとも町を街を。せめて通りを別にしましょう。
うちは今やっと落ち着きだしてまた前を向いて進めそうです。
追記
隣居から5年経ちましてなぜか旦那側の兄弟も周囲に集まり始め、嫁から見た住居環境はますます悪化し、旦那兄弟夫婦との軋轢や嫁姑の争い的なのも含めて限界を迎えた結果、家を手放し賃貸暮らしとなり生活も落ち着いてきたので、改めて夫婦二人の力で新しく家を建てようという話になってます。
うまくいく人もいるかと思いますが旦那実家の近くに基本住んではいけないのです。
やめるのです。
色々ありまして戻りました。